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Stayin' Alive

はるるんが140文字じゃ書ききれない気持ち

ラブホ1

あれは高校1年生、好奇心まっさかり、バカまっさかりの頃。

同じクラスの女友達、総勢5人で壮大なプロジェクトを計画していた。

「ラブホテル大作戦」である。

ラブホテルといえば怪しくも秘密に満ち、バカまっさかりの高校生にはワクワクの場所だった。きっと私らだけの話だろうが。

 

決行前、私とAちゃんは下見に行った。学校帰りのため制服である。

地元のラブホ街へ潜入。

まずラブホにはマンション式と小さい建物が何軒か建っていて周りをぐるっと壁で囲んであるタイプがあった。

とりあえずマンション式に潜入した。駐車場へ入ると何台か車が駐車中。ナンバー部分は看板?的なもので隠されていた。ここまで来といてナンバーなんかどうでもいいやん、と思いつつ店内へ。

駐車場から勝手口くらいの大きさのドアから中に入る。照明は薄暗く天井からシャンデリアがぶら下がっていた。赤い絨毯。

高貴な雰囲気を醸しだいたいのだろうけど、安っぽいのは昭和のラブホの宿命か?

一応「管理人室」と書かれた窓口がありカーテンがしてある。

ロビー?で一番目に行くのは部屋を案内する点灯する大きな案内の看板。

それぞれ「○号室 休憩△円 宿泊△円」そして部屋の写真が‥これはもちろん値段によってランクが違う。点灯が消えている部屋は使用中だということ。生々しいぞ。

しかしどう考えても5人がぞろぞろとロビーで部屋を選びエレベーターに乗るのにはリスクが大きすぎる。「ザ・ラブホ」的なただ住まいにはひかれたけど‥ただの見学になった。

それでもバカまっさかりにはいい経験だった。

 

はい!つぎ!

コテージ?が寄り集まったタイプに潜入。壁に囲われているということで不思議な安心感があった。

中は車が通れるほどの通路があり、それぞれコテージとガレージが一体化した小さな建物が連なっている。建物の外観は女性客を意識したであろうピンクやパステルブルーなどかわいい雰囲気。

それが2棟くらいあって車を運転しながらぐるっと周ってコテージを選べるようだった。

ガレージのシャッターが閉まってる所は使用中。これまた生々しいぞ。

空いてるコテージを見学して見た。部屋それぞれに変な名前が出ついてある「ローズの部屋」「ジャスミンの部屋」等々。昭和臭プンプンだ。

パッと見た感じでは料金しかわからない。内装は部屋の名前で判断するのか?きっとこちらも値段相応なんだろう。

ガレージをのぞいてみる。車を駐車してシャッターを閉めるボタンがあった。なるほど。

そして小さな小さな小窓があった。従業員とのやりとりに使うのか?

そこから2階へ続く階段が‥この先がラブな部屋なんだろう。

よし、決定だ。ここなら大丈夫だ。中に入ってしまえばなんとかなるぞ!

Aちゃんと確信した。

 

次の日、メンバー全員で作戦会議を開いた。

ラブホの場所、中の様子、侵入方法など。

万が一、決めてた部屋に先客があった場合の対処法。持ってくる物(遠足状態)

とにかく全員が気軽に集まれることを考慮し、放課後に決行することが決まった。

 

長くなってしまったので、続きはまたいつか。