Stayin' Alive

はるるんが140文字じゃ書ききれない気持ち

ヌンチャクと私、2

何気に几帳面な私です。

「1」があるなら「2」もある。

「ヌンチャクと私、1」があるなら「ヌンチャクと私、2」もある。

 

高校生の頃、地元に「まさパート2」というレコード屋がありました。

地元にはレコード屋はそこしかなく、何度も通い予約したりポスターをねだったりしていました。

そしてふと「おじちゃん、まさパート2があるならパート1はどこにあるの?」

‥‥間‥‥

おじちゃんは寂しそうに目を伏せた‥‥ような気がしました。

 

そんなことはどうでもいいです。

先日はてなブログからメールがきて「もう1ヶ月も更新してないよ、なんか書けば?」と言われて締め切りに追われる文豪気分になっただけです。

 

 

ヌンチャクと私、1のあらすじ

 

ブルースリーのヌンチャクさばきに憧れるがあまり、自作する黒歴史を持ち、私のことを好きだという奇特なヒトラーが大好きなデンジャラス男子から旅行の土産にファンシーなヌンチャクをもらったという話の続きです。

 

 

布製の柔らかい練習用のヌンチャクは私と弟にとってヌンチャクさばきの素晴らしい道具となりました。

いやしかし、2人とも飽きっぽい性格がゆえ少しずつ放置するようになってしまい‥

というのも当時はテンションを保つための動画もなくビデオや本も持っていなかったのも原因だったかもしれない。

単に飽きただけだな。言い訳。

 

そして数年後‥‥

私には彼氏がいました。

彼も奇特な男でした。

 

初めて彼の家に遊びに行った時‥ドキドキじゃないですか?そういうシチュエーションって。

彼1人の家ですよ!!

 

しかし最初のお茶とか飲み物が出てくるタイミングで彼はラーメンを出してきました。

もちろん彼の家がラーメン屋を営んでるとか、彼がラーメン職人を目指してるとかそういう事は一切ないのです。

証拠にラーメン屋の出前の際に返してないであろう丼に入ったガチのインスタントです。もちろん具はなし。

そして「早く伸びるから食え」とロマンチックな一言を言われました。

 

そんなロマンチックな時間が流れるなか、ふと目をやると‥‥‥!!!

ヌンチャクが!!!

私は思わす握りしめ彼につめよりました。

そうそれは自作だったのです。

私の小学生低学年レベルの自作ではないです。

ちょうどいい塩梅の丸い棒に金具を取り付け鎖でつながっているというシロモノ。使い込んでいたのか色もいい感じだったのです。

彼はホームセンターで棒を購入し切断、ヤスリをかけて磨き上げ、万引きした金具で鎖をつないだということ。

万引きは置いといて、彼の家にはブルースリーのビデオ、大百科が数冊‥

そしてブルーワーカー、ちゃっちいパンチングマシーン、握力鍛えるやつ、8キロのバーベル、足首につける変な重りもありどんだけ憧れてんだから鍛えたいんだか勘違いしてるんだか、まあ憧れてることは確かなようでした。

 

私は早速彼のヌンチャクさばきを見たく、ねだったところ「待ってましたか」と言わんばかりヌンチャクさばきを披露してくれました。

もちろん最後のキメ顔も忘れてないです。アヒャー!!!

アチョー!ホアッ!ホアッ!アー!とかヌンチャク以外の色々な技も披露してくれ、最後の敵を踏んでとどめをさすシーンの顔マネも披露。

言葉にならない叫びをあげておりました‥‥

 

 

 

そして数年後、気づくと私は彼と結婚していました。

 

彼はたまにいきなり腕立てをしだしたりするところは変わらず、たまにブルースリーのDVDを見だし奇声をあげるところはほぼ変わってないです。

 

そして私は大人になって「ブルースリーがそこまでヌンチャクを使ってるシーンがなかったこと」「数々ある映画はツッコミどころが満載のいろんな意味で面白い映画」だったということに気づきました。

 

長いヌンチャクと私の歴史は異常に薄っぺらいものだと、こうやって文章にすると本当によくわかります。

 

でも最近できた友達からきた年賀状がなぜか「ブルースリーのポストカード」だったりするあたり、薄っぺらいブルースリーオーラが出ていたのかもしれません。

まあ、それもよしとします。

 

おしまい